犬と飼い主の絆
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飲酒運転の犠牲になった高校生が可愛がっていた飼い犬が仏壇の前を離れない、そんな健気な姿がCMになったというニュースが流れてます。
参考(yahooより)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140821-00000006-pseven-life
このニュースを見てて多分犬を飼っている多くの人が何かしら共感出来たのではと思いました。
僕の場合は、もう16年程前に亡くなった父が可愛がってた犬の事が凄く思い出されました。
毎朝、毎晩散歩に連れて行くのは父の役割。というか散歩のレベルを超えてかなりの長時間2人で出掛けていました。
犬の名前は「マック」といいました。マックからしてみると散歩ではなくトレーニングだったくらいハードだった様です。
散歩から帰ってきたときの疲労感が半端無かったですね(笑)
ある日別れは突然やってきました。
父が急に亡くなったのです。
葬儀を父の実家がある天草で行うという事で、僕がマックを車に乗せて連れて行く事に。
車に乗る事は決して嫌がる犬では無かったのですが、何かを察知してたのでしょうか?
どうも様子がおかしいんですよね。
実家に着いて、父の姿を探すマックの姿。
「もういないんだよ」
と話しかけてもクンクン言いながらやっぱり探すんですね。。。
そして葬儀が終わり出棺の時。
それまで大人しくしていたマックが突然大声で鳴きながら霊柩車を追いかけ始めたのです。
参列者の涙を誘ったのは言うまでもありません。
数日後、家に戻ったマックはまだ諦めきれないのか、玄関から物音がすると一目散に走っていき
また父の匂いがついた服などの匂いを嗅いでは寂しそうな声を出す。
そして仏壇の前で寝るようになりました。
飼い主に忠実だったマック。それからしばらくは父の面影を追い求めて行きていたように思います。
ニュースを見ながらふと思い出しました